五頭連山の親子山岳遭難について。
こんにちは、TOMOZONESUです。
今日は、あまりいいニュースではないのですが、ちょっと色々思ったので書いてみる事にしました。
お父さん37歳、お子さん6歳、全く自分と重ねてしまって、何とか助かって欲しいと願っていたけど、ダメだったみたいです。
自分も、先日、山に子供達を連れて行ったばかり。
遭難した山は、松平山と言う954mの山らしいけど、そんなに高くないし、気軽に連れて行ってしまいそうな山だと思った。
最近、山登りに行くと、Tシャツとジャージで、靴もサンダルなど、びっくりする様な装備で登ってくる事が多い。
自然を軽視してはいけない、人間は無力です。自分も渓流釣りに行って、一度遭難しかかった事があるので、今でも鮮明に思い出す。
適当な釣りの装備しか持たず、渓谷に入った。釣りに夢中になり、進んでいくと夕暮れ、すり鉢状の谷から離脱するルートが無くなった。雨が降り始めた。
『遭難しかかったら、とにかく上を目指せ』のキーワードを思い出し、懸命に道なき崖を登っていく。頭はパニック、冷静ではいられない。雨で体温は奪われ、腕や足に力がなくなっていく。
ちょっとでも道の様な場所を見つけると、こっちから行けば下山できるんじゃないかと誘惑がよぎる。最終的には何とか山の林道に出れたが、こうやって人は遭難し、パニックになって冷静さを失い、命を失う事にも繋がると身を持って体験した。
このニュースの親子が、どんな装備で、どんな気持ちで山に向かって行ったのかは、わからないけど、遺体は谷で見つかったそうだ。下を目指してしまったのだろう。山で遭難しそうになっても、絶対に下を目指さない。これは、崖から転落したり危険のリスクを伴うからです。周りが暗くなるとなおさら。
これだけは、守って欲しい。
- 必要最低限の装備は持って山に入る事
- 遭難しかかったら、とにかく頂上を目指す事
昔は、僕も逆の目線だった。低い山でもある程度の装備を持ってくる人なんて、『な〜んだカッコつけちゃって』って思っていた一人だから。
低い高いは関わらず、山に入る、自然に入る時は必要最低限の装備を持って入って欲しい。最近の雑誌はオシャレ感を売りにしてるけど、本質は、昔も今も変わらない。
以上、TOMOZONESUでした。
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